【豊川稲荷秋季大祭(鎮座祭)】高さ10mの大提灯がシンボル!豊川稲荷の秋祭り
イベント情報
【期 間】2017/11/18~2017/11/19
9:00~19:00(両日)
【期待度】
4.0
【場所】豊川稲荷(妙厳寺)
秋の観光というと、真っ先に思い浮かぶのは紅葉狩りでしょうか。赤や黄色に紅葉した木々をみると、なんとなく温かいような少し寂しいような郷愁にかられますよね。
木々が色付く実りの秋は、年の豊作に感謝する秋祭りが行われる祭りの季節でもあります。
豊年を感謝し日本中の幸せを願うお祭りが、「豊川稲荷」で行われます。「豊川稲荷」の秋祭り『秋季大祭』です。
商売繁盛の神様が祀られている「豊川稲荷」で行われる、豊年を感謝する縁起の良いこのお祭り。
訪れれば開運、商売繁盛間違いなし!?です!
今年は11月18日(土)、19日(日)の開催です。
豊年じゃ、豊年じゃ!
1日目
1日目には豊年を感謝し、国家安泰・万民豊富を祈願する祈祷会が行われ、続いて本殿から鎮守堂までの神輿の渡御行列(とぎょぎょうれつ)が始まります。
渡御行列は、白狐の面をつけた若衆の後に信徒代表、そして綺麗に着飾った稚児、雅楽の一団、神輿、僧侶と続く賑やかなものです。
120人で重さ2tの神輿を担ぎ「豊年じゃ、豊年じゃ、300年の豊年じゃ!」の掛け声とともに、神輿を高く掲げながら練り歩く姿はとても勇壮です。
2日目
2日目は神輿が鎮守堂から本殿までを渡御。また祭りの一週間前から水をかぶって心身を清めた僧たちが、連日午前4時と午後3時に大祈祷会を行ないます。
別名は大提灯祭り
境内に直径15尺(4.57m)高さ32尺(9.6m)という日本屈指の大提灯が飾られることから、『豊川稲荷秋季大祭』は「大提灯祭り」とも呼ばれています。
そして本殿前には365個の提灯が同心円状に連なる「花車」がつるされます。夕方5時30分から始まる「提灯灯入れ奉納」で、参拝客らが小提灯を内から順に灯らしていきます。
また門前商店街の各店の提灯や、稲荷総門から山門までの参道につるされた約150個の提灯にも明かりが灯ります。
夕闇とともに、やわらかな赤い灯りが広がる様子はとても幻想的です。
地域密着のイベントもたくさん
「豊川稲荷」の名物といえばやはり”稲荷寿司”ということで、境内では「豊川稲荷寿司大集合」と称して、様々な稲荷寿司が一堂に会します。
一口に稲荷寿司といっても、わさびいなりや鰻のまぶしいなりなど本当にいろいろな種類があります。
どんな稲荷寿司があるか、ぜひ確かめに行ってくださいね。
またステージでは大正琴や和太鼓の演奏、境内では物産展や骨董市も開かれるほか、甘酒、芋がゆ、みたらしだんごの無料接待、そして何故かお馴染みの「大道芸猿回し」…
そして表参道商店街では「いなり楽市」が開催され、軒下戸板市やフリーマーケット、ストリートパフォーマンスに名物ちんどん屋行列など、楽しい催しがたくさんあります。
神社?お寺? 豊川稲荷
商売繁盛の神様として全国的に知られる「豊川稲荷」。参道には鳥居も立っていますが正式には「豊川閣妙厳寺」という曹洞宗のお寺です。
お寺ですのでお参りの際には柏手を打ってはいけないそうです。正式なお参りの仕方は少し難しいのですが、きちんと行えばご利益が頂けるかも…
参拝順路と正式なお参りの仕方はこちらをご覧ください。
今年からは11月第3土曜日・日曜日の開催です
皆さんは『豊川稲荷秋季大祭』に行かれたことはありますか? あるという方は11月18日(土)、19日(日)開催に違和感を感じるかもしれません。
というのも、「豊川稲荷」こと「豊川閣妙厳寺」が1441年(室町時代前期・嘉吉元年)旧暦11月22日に開創されたことに合わせて、『豊川稲荷秋季大祭』は毎年11月22日、23日に行われてきました。
それが今年からは11月第3土曜日・日曜日の週末開催となり、より気軽に訪れることができるようになりました。この機会に開運と商売繁盛をお願いしに行きましょう!