音と炎の大饗宴! 夜空に火の粉を巻き上げる炎の神輿(みこし)をかついで練り歩く「僧兵まつり」
イベント情報
【期 間】2017/10/22
【期待度】
4.5
【場所】三重県菰野、湯の山温泉
※写真は公式サイトより転載(観光三重)
なんと! 神輿が燃えている!?
600kgもある巨大な炎の神輿をかつぐのは、現代に現れた僧兵たち。
「せいやぁっ!」「せいやぁっ!」彼らの声が胸を打つ……!
胸だけじゃない、ドンと一打ちごとに体の奥底へ響く僧兵太鼓の重低音!
そして、会場一体となったカウントダウンと共に打ち上げられる
花火、花火、花火!
音と炎の大饗宴。それが三重県下最大の炎の祭典「僧兵まつり」です。
こんなお祭りみたことない! 炎の神輿
炎がすさまじく燃え盛り、漆黒の夜空を染めあげる……!
この祭り最大の見どころである、『火炎みこし』です。かつぎ手の男たちはみな勇ましい僧兵の装束に身を包み、「せいやぁっ!」と叫び声を上げます。
三重県は三岳寺でお祓いを受けたあと、神輿はロープウェイの前の広場まで約2kmの道のりを練り歩きます。
そんなに燃えていて熱くないのかって?
練り歩いている最中に、僧兵は頭から水をぶっかけられ、さらにそれが頭から煙になって立ちのぼっています。熱くないはずがありません!
そしてこんな熱いお祭り、見ている私たちの心まで燃え盛ること間違いありません!
神輿だけじゃ終わらない、イベント目白押し!
炎の神輿を運んで終わり? そんなわけはありません。
ステージが設けられ、タレントショーやパフォーマンス、そして観客も一緒になったカウントダウンで花火が次々と打ち上げられます!
そしてお祭りといえば忘れてはいけない、夜店や屋台。
胸踊るお祭りで食べるもののおいしいことといったら!
中でもイベントの一番の見どころは、なんといっても「僧兵太鼓」です。
僧兵たちがずらっと並んだ和太鼓を、息をそろえて叩きます。一打ち、一打ちが僧兵の勇ましさを体ごと揺さぶって伝えてきます。
ぜひたくさんのイベントを体感してください!
そもそもなんで「僧兵」で「炎」なの?
時はさかのぼって戦国時代。
横暴な武家政治に対して、寺は僧兵たちで武装して対抗しました。このお祭りが開かれる三岳寺もそんなお寺のうちのひとつ。数百人もの僧兵がいたと伝えられています。
三岳寺は、かの織田信長に攻められて焼き討ちにあいますが、このときに勇敢に戦った僧兵たちの『勇気』『忍耐』『正義感』を伝えようとして始まったのが、この「僧兵まつり」なのです。
お祭りで、炎に負けずに気勢を上げる僧兵たちの姿を見れば、なるほど納得です。
一度はおいでよ、「僧兵まつり」!
炎の神輿に、イベント盛りだくさんの「僧兵まつり」。
神輿はもちろんですが、神輿をかつぎ終えたあとの僧兵たちの笑顔の眩しさに、ぜひ皆さん会いにきてください。
「僧兵まつり」を楽しんだあとは、湯の山温泉の温泉でゆ~ったりとくつろぎましょう。
湯の山温泉は、開湯1300年の記念イベントを企画中。湯めぐりチケットの発売など、おトクに温泉が楽しめちゃいます。
詳しくは、湯の山温泉のホームページから。
“音と炎の大饗宴! 夜空に火の粉を巻き上げる炎の神輿(みこし)をかついで練り歩く「僧兵まつり」” への1件の返信