【第3回おぶせ栗祭り】全国ブランドの小布施栗を堪能!
※写真は小布施日和から転載
イベント情報
【期 間】2017/10/28
【期待度】
3.0
【場所】皇大神社境内
ほっこり甘くてほっとする、秋の味覚、栗。
栗って神社とかでも見ますけど、ブランド物は別格の味わいなのです。
小布施(おぶせ)は古くからの栗の名産地であり、栗かの子、栗きんとんをはじめとする栗菓子の伝統産業が引き継がれています。この小布施栗をもっと多くの人に楽しんでもらおうと、今年も「おぶせ栗祭り」が開催されます!
伝統の、そして最新の栗スイーツが一堂にかいするこのお祭り。
小布施そのものの魅力もまるっと含めて、楽しみにきませんか?
来客をおもてなしする町、小布施
小布施は、一級河川・千曲川の流れる豊かな土地です。船便が発達した江戸時代には、交通と経済の要所として栄え、ヒト・モノ・情報の集まる文化の中核ゾーンとなりました。
遠方からの来客がたえずあった小布施では、おもてなしの精神がはるか昔から受け継がれてきました。
例えば、住民が心をこめて作った自宅の庭を、来訪者に公開して楽しんでもらうという文化が小布施には広がっています。栗も有名ですが、小布施は「花のまち」としても有名なんですよ。
かの有名な小林一茶や、葛飾北斎も小布施の魅力に引き付けられた客人の一人。あなたも、文化人までもが愛した小布施に来て、お祭りでおもてなしされちゃいましょう!
栗に種類があるって知ってました? 「利き栗」!
一番生産量の多い「筑波」、とっても甘くて風味のある「銀寄」……栗にも様々な種類があります。その栗を食べ比べできちゃうのが、「効き栗」のイベント。
そう、「おぶせ栗祭り」は栗のスイーツが集まるだけのお祭りではありません!
例えば、栗のつかみ取りも開催されます。ルールは、片手で取れた分だけもらうことができるというもの。丸々として粒の大きい栗を、1個でも多く持ち帰ろうと、多くの人がかごのなかに手を入れます。
そして日が落ちてきたら、大迫力の手筒花火が披露されます!
お祭りには小布施のゆるキャラ、おぶせくりちゃん、おぶせまろんちゃんもやってきて、ラブラブデートをしているそうですよ。一緒に写真を撮らせてもらっちゃいましょう。
小布施栗の魅力に迫る……!
小布施の栗のおいしさは、ふるくは江戸時代から世に知れ渡っていたのだそうです。将軍様への献上品となるなど、「小布施栗」は当時からブランド品として扱われていたそう。
なんでこんなに小布施の栗が有名になったのか? そのヒミツは、自然が生み出した小布施の「環境」にありました。
小布施の南を流れる一級河川・松川は、水はけの良い「扇状地」という地形と、特徴ある酸性の土壌を生み出しました。そして、北信濃独特の気候が重なり、どこにも負けないおいしい栗を生み出したのですって。
ほかの土地では絶対に味わえない、小布施ならではのおいしさというわけですね!
名物はもちろん、おもてなしの心をぜひ感じて!
回を重ねるごとに、内容がさらに充実しているこの「おぶせ栗祭り」。今年もたくさんの楽しいアトラクションを企画しているそう。
おいしい栗を味わうのはもちろんですが、来客をもてなす小布施の文化に、そして小布施の人々の心に触れられる、思わずほっこりとしてしまうお祭りなのです。
忙しい日々に疲れた皆さんを、甘く、優しく癒してくれますよ。栗と花と、おもてなしの町のお祭りに、ぜひいらしてみてください!