神社の外では絶対に飲めない秘酒中の秘酒どぶろくが飲めちゃう!【 白川郷どぶろく祭り】
※写真は公式サイトより転載
イベント情報
【期 間】2017/10/14~2017/10/19
[白川八幡宮]10月14日~15日:荻町合掌造り集落南
[鳩谷八幡神社]10月16日~17日:R156白山白川郷ホワイトロード入口交差点
[飯島八幡神社]10月18日~19日:道の駅白川郷正面
【期待度】
3.5
【場所】白川村各神社
どぶろく祭りの目玉は、なんといっても「どぶろく」!
300円で盃を買えば誰にでも振るまわれるうえに、「もう一杯!」との声があがり、おかわりもOKなのだとか!
といっても、これは神事の一環。
どぶろく祭りは御神幸、獅子舞、
歴史と民話にまつわる民謡や舞踊などの神事が目白押しな、
歴史と伝統の白川郷ならではのお祭りなのです。
そう! 神を祭るためにいっぱい飲んじゃいましょう!
目 次
まだ酔ってないうちに、どぶろく祭りの概要を…
どぶろく祭りは、秋の豊作の喜びと五穀豊穣(ほうじょう)、家内安全、里の平和を山の神様に祈願する、白川郷のお祭りです。
奉芸殿では、子供大事(子大事)がなまったものと言われている「こだいじん」をはじめ、「白川おけさ」「しょっしょ節」「白川わじま」など長い歴史とともに育まれてきた民謡が披露されます。唄は各集落共通ですが、踊りがそれぞれ異なるのも見どころ。
そしてなんといっても! 神社の酒蔵で造られた「どぶろく」が神酒として用いられ、人々に振るまわれるのが最大の特徴です!
どぶろく祭りの意外な見どころ、獅子舞
どぶろくでいい気分になったところに始まる、獅子舞の奉納。これがまた勇壮なのです!
笛と太鼓に合わせて、暴れ狂う獅子や、剣や槍と切り結ぶ獅子、マムシ捕りをする獅子など、どれも獅子が生きているかのようなリアルな仕草で、観客を魅了してくれます。
どぶろく祭りの獅子舞は、どの獅子も足が8本あるのが特徴。ムカデ獅子というそうです。4人で息を合わせ、神様に舞を奉納する神事、一見の価値ありです。
そうはいってもやっぱりメインは、どぶろく!
白川郷は、古くから外との交渉の少ない土地柄であったため、村人の心をいやすものはお酒以外にはなく、粟・稗の雑穀類で地酒をつくっていたそうです。かなり昔から「どぶろく」が祭礼に用いられていたと言われています。
神社内だけでいただくことが許された神酒ですので、境内の外に持ち出すことはできません。
この日のため「だけ」に作られたお酒は、量も限られ、造り方も秘密なのです。そんな貴重などぶろくは、盃を買うと飲み放題になります!
ただし! お車を運転なさる方は、絶対に飲酒はダメですよ。
お祭りだけじゃない、ゆ~ったり温泉・自然観光へ
白川郷には、白山から湧き出る平瀬温泉があります。
気軽に楽しむのなら、「道の駅 飛騨白山」内にある「しらみずの湯」がおススメ。美肌効果があり、ヒノキ風呂、露天風呂、泡風呂、寝風呂など様々なお風呂が楽しめます。もちろん、源泉かけ流し。
また、周囲には緑濃いブナの森や、エメラルドグリーンの白水湖などがあり、大自然の見どころ満載です!
飲みにおいでよ、どぶろく祭り!
神社の外では絶対に飲めない、秘酒中の秘酒、どぶろく祭りの「どぶろく」! ぜひあなたの舌で、味わいに来てください!
どぶろく祭りは白川八幡宮や鳩谷八幡神社など、白川郷の複数の神社で、少しずつ日程をずらして開催されますので、場所と日にちをきちんとチェックしてお出かけくださいね。